湖西の旅

2006.7.11〜13に湖西周辺を吟行しました。




安曇川



  京都駅から湖西線に乗り安曇川(あどがわ)で下車。

  この辺りの家々には、屋根に雪止めがしてあり冬の

  寒さが想像されます。

  
  駅の南の三尾里集落には安閑神社があり、境内には

  珍しい「神代文字(じんだいもじ)」の石があります。

  左上の画像で字とも絵とも判別できない陰刻です。

  

                                ↑マウスを当てると簗の構造がわかります。
  
  安曇川河口近くには大きな上がり簗があります。ここはかって京都上賀茂神社の御厨の地で
  した。迸る水に若鮎が勢いよく跳ねておりました。

  

  近江聖人、日本陽明学の始祖・中江藤樹を祀る

  藤樹神社があります。右上は「ダマの木」と言われ

  「招魂(おきたま)の木」が転じたともいわれます。

  近くの玉泉寺の門前に藤樹とその母のお墓があり

  ます。

  左下は先生の説かれた「致良知」という教えの

  透かし彫りです。右下は「楷の木」という珍しい木

  が植えられていました。



  藤樹神社の隣に歴史の古い雲平筆の工房があります。

  多種多様の筆に驚いてしまいました。

 
  扇の骨は近江の伝統産業として、300年の歴史を誇る

  安曇川町で作られています。その昔、都の貴族が当地

  に隠棲して扇子作りを始めたとか、言われています。

  削られた扇の骨が庭先の砂利の上に整然と干されて

  いる上を、蝶が舞っていました。



















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